信州のお花

 10月に入って最初の週末はとても暖かでしたね。
 
 知人にお誘いいただいて、飯山市へフラワーアレンジメントレッスンに行って参りました。
 アルクマ君

 でお馴染み、信州デステイネーションキャンペーンの一環イベントだそうです。

 使用したお花は、りんどう、ヒペリカム、シンフォリカルポス、コギク、ナルコラン、ワレモコウ、ユリ。
 これら全て、飯山市産。北信州みゆき農協さんのご提供だそうです。
 まさに地産地消。

 友人も私もアレンジメントは久しぶりで、とても楽しく作らせていただきました。
 
                                          (友人作品)

 長野県のお花の生産量は、全都道府県で第位(H20データ)。
 なかでも、カーネーション、トルコキキョウ、アルストロメリア、シクラメンは第位です。
 シャクヤク、スターチス、バラ、ユリ、キクなども上位を占めています。

 お花のヴァリエーションも豊かで、長野県は堂々たる花大国の一員ですよね。
 信州デスティネーションキャンペーンは12月末まで。
 この機会に、長野のお花の素晴らしさをもっと全国の方に知っていただけるとよいなあと思いますface01



 
 

 


   


2010年10月04日 Posted by 主宰:一色はな at 20:07Comments(2)お花のはなし

お花のはなし vol.18バラ



 レッスンで使用したお花についてコラムを書いていますface01
 07'10月までの「お花のはなし」はこちら ⇒http://blog.livedoor.jp/issikihana/archives/cat_50030570.html

 種 類:バラ科
 原産地:イラン、イラクなど中近東地方。
 花言葉:あなたを愛する、愛情、新鮮など。色や箇所によって異なる。
 誕生花:6月17日、12月25日など。

 バラは人類が誕生するよりはるか以前、およそ6500万年前に誕生しましたicon12

 「薔薇」という名前は、トゲのある木の総称である「ウバラ」「イバラ(茨)」が略されたもの。
 Rosa(ローザ)は、ギリシャ語の「rhodon(バラ)」やケルト語の「rhodd(赤色)」が語源です。

 世界の誰もが知っているお花。
 古代から、バラは各国で繁栄と美の象徴とされていましたface06
 ルネッサンス時代のサンドロ・ボッティチェリの傑作「ビーナスの誕生」に描かれている場面はあまりにも有名です。貝殻に乗って現れたビーナスを見た陸の神が、「地上で最も美しいもの」とし、空から降らせたのがバラの花でした。
クレオパトラが、ローマ帝国の王位をねらうシーザーとくりひろげる駆け引きに一役かったのも有名な話です。

 日本の逸話で興味深いと思うのが、お釈迦様の出家の動機が、バラにあったと伝えられていることです。
 「バラは枯れると、その香りはどこヘ行くのか、その美しい花はどこに隠れてしまうのか」という迷いにあったそうです。苦しんでいる人々を見て「生命に生えているバラのトゲを見た」とも語っています。

 品種改良が進み、沢山の色種が出ていますface02
 また、香りも豊かなためジャスミン、スズランと並んで「三大花香」といわれています。

 生ける際は、水切りをきちんとして。
 葉は水揚げが悪いため、葉を使いたい場合は根元を割りアルコール処理してあげましょう。
 
 
 

 
  


2008年08月27日 Posted by 主宰:一色はな at 21:51Comments(0)お花のはなし

お花のはなし 月下美人(番外編)



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 今回は番外編ですface01

 種 類:サボテン科
 原産地:メキシコ
 花言葉:はかない美、儚い恋、繊細など
 誕生花:7月19日

 一昨晩、今年も我が家に咲きましたface05
 
 夏の夜、白くて大きなとても綺麗な花を咲かせ、わずか数時間でしぼむ花です。
 夜に咲いて、朝にはしぼんでいるため、月下美人という名前がつけられました。
 手入れを入念にしていると一年に2度咲くことがまれにあるそうですが、ほとんどが一年に一晩しか咲きません。

 また、花の美しさだけではありません。
 とてもよい香りがしますicon12
 今回私は家に帰り、この香りで開花したことを気づきました。
 それくらい、香り豊かです。

 こんなに綺麗なお花なのに、本当に咲くのは一夜だけ。
 一晩の間に、次の命を作るのです。
 はかない命ですicon11
 咲いている間に月下美人の傍にいると、とても強い気を感じます。
 生命の力強さ、自然のパワー…。

 寝るのを惜しみながら起きた翌朝には、
 「燃焼できた、行ききった、後悔のない」というような、安らかな顔をしていました。
 また、来年会いましょう。

reader「Men'sいけばな塾」開催します ⇒ http://issikihana.naganoblog.jp/e134025.html  


2008年08月24日 Posted by 主宰:一色はな at 16:52Comments(0)お花のはなし

お花のはなし VOL.17カラー



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 07'10月までの「お花のはなし」はこちら ⇒http://blog.livedoor.jp/issikihana/archives/cat_50030570.html


 種 類:サトイモ科
 原産地:南アフリカ
 花言葉:乙女のしとやかさ、すばらしい美など
 誕生花:6月1日、7月28日


 ブライダルフラワーでも人気のカラーです。
 細く長いラインをいかしたキャスケードブーケなど見たことがある方も多いと思います。
 マーメイドラインのドレスにピッタリですよねicon12

 スタイリッシュな出で立ちからは意外ですが、里芋(サトイモ科)の植物になります。
 別名「海芋(かいう)」。”海を渡ってきた芋”ということから名付けられました。

 カラーという名前の由来は、メガホン状のところがワイシャツの襟(Collar)の部分に似ていることから。
 しかし、メガホン状の部分は苞(ほう)という部分になり、実際の花は中にある棒状のところです。
 現在は、花より苞(ほう)の部分が人気があるため、市場では一体にして出回っています。

 色は、オーソドックスな白の他にも、ピンクや黄色、紫など沢山の色が出ています。フリンジのきいたもの、またサイズも大きなものから小さいものまでたくさん。切花だけでなく、鉢物としても楽しめますface01


 生ける際の注意点としてはicon23茎が柔らかくもろいので剣山へ何度も刺したり抜いたりしていると弱くなってしまいます。ある程度、位置を見定めてから刺すようにしましょう。投入れの場合も、深水へ入れると茎が腐りやすいので、浅めの水でコマメな水替えを行うことが長持ちさせることができます。


 スマートなラインと素敵な花言葉が特徴の、個性溢れるお花ですicon12

  


2008年07月21日 Posted by 主宰:一色はな at 23:03Comments(0)お花のはなし

お花のはなし vol.16シャクヤク



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 種 類:ボタン科
 原産地:中国東北部
 花言葉:恥じらい、慎ましやか、など
 誕生花:5月8、19、24日

 「立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹(ボタン)、歩く姿は百合(ユリ)の花」とは、美人の形容とされた言葉。
 シャクヤクは、昔から美しい花の代表として讃えられていたお花ですicon06
 中国では「花の宰相」とも呼ばれているほどです。

 芍=味が良いの意味。
 昔から薬草としても用いられ、根を乾燥させて漢方薬などにも使われています。
 学名はピオニー(Paeonia )。アロマグッズなどでこの名前の商品を見かけますが、シャクヤクのことです。この由来はギリシャ時代の医師ペオンから。このことからもシャクヤクが昔から薬として用いられていたことが伺えます。

 ボタンの花とよく似ていますが、ボタンは樹木の仲間、シャクヤクは草の仲間です。
 成長の仕方も、シャクヤクは枝分かれせず真っ直ぐ一本で咲きますが、ボタンは木のように枝を張って横にも伸びていきます。
 ボタンが咲き終わるのを待つようにして咲く、控え目と思える一面も。

 レッスンでは白を使いましたが、他にもピンク、赤、ムラサキ…形も八重のものやサイズも様々。
 最近では、ブライダルフラワーなど洋風な場面にもよく用いられる、人気のお花です。

 生ける際は、水切りをきちんとしてから。
 茎は矯めがきかないので、お花の向きをよく見定めてから生けてあげましょうface01

 花びらが幾重にも重なるゴージャスな風貌とは打って変わって、花言葉は至って謙虚。
 多くの人から愛される訳がわかる気がする、魅力満載のお花ですicon12


  


2008年06月23日 Posted by 主宰:一色はな at 21:59Comments(0)お花のはなし

お花のはなし vol.15スカビオサ



レッスンで使用したお花についてコラムを書いていますface01
07'10月までの「お花のはなし」はこちら ⇒http://blog.livedoor.jp/issikihana/archives/cat_50030570.html

種 類:マツムシソウ科
原産地:ヨーロッパ西部
花言葉:感じやすい、など
誕生花:4月26日、8月26日

今回は、爽やかな草花系ですnpo02
レッスンで使ったのは、水色でしたが、ピンク、ムラサキなど様々な色がある、形もとても可愛らしいお花です。

「スカビオーサ」とも呼ばれますが、
名前の由来はラテン語の 「scabiea(疥癬(かいせん))」。
これは、かゆみの病気で昔から皮膚病に効く薬として使われていたことから、名付けられました。

また、別名を「西洋松虫草」といいます。
”松虫”とは、 鐘の名前。
花が咲き終わって実を付けた様子は、坊主頭のような面白い形icon15になります。その姿が、昔、巡礼にまわる人が家々を伺ってお布施を請うときに鳴らした”松虫”という鐘に似ていたことから名付けられました。
また、松虫の鳴く季節(秋)に咲くことから、という節もあります。


このようにスカビオサは日本では秋に咲きます。
秋の草原に群生する姿を見たことがある方もいるかもしれません。
とても見事ですicon12

セラピー的には、どんな花とも協調し合える柔らかさと、自分を見失わない強さの両方を兼ね備えているそうです。
他者との連帯感を育んでくれるので、会社や家族が集うリビングルームなどに飾ると効果を発揮してくれるでしょう。
優しさと強さを兼ね備えた、頼りがいのあるお花ですねicon06

生ける際は、花持ちがあまりよくないため水切りのほか、切り口を煮沸するなど下準備をきちんとしてから生けてあげましょうface01
  


2008年05月27日 Posted by 主宰:一色はな at 23:36Comments(0)お花のはなし

いけばな教室 ~生徒さんの作品集4/24~




●今日のテーマ
・基本立真型・盛花(逆勝手)
・第二応用立真型・盛花
・第二応用傾真型・盛花
・デカルコマニー・自由花
・足元を見せる(盛花または投入)

●今日の花材
・ユキヤナギ(枝)
・ウンリュウヤナギ(枝)
・スカビオーサ(花)
・ギリア(花)
・レモンリーフ(葉)

最近のレッスン日は雨の日が多いです。
みなさん、お疲れ&足元の悪い中ありがとうございました。

今日のお花はスカビオーサとギリア。
春らしく爽やかな草花系にしてみましたvolunteer
スカビオーサは別名、西洋松虫草。
クルクルとして、色も様々でとてもかわいいお花でした。

お一方がデカルコマニーに挑戦。
デカルコマニー=転写(フランス語)
ケント紙に適当な濃さに溶いた絵の具を垂らし、その上にもう一枚の重ねてはがします。絵の具の濃さや色、抑え方などにより、いろいろな像が出てきます。
生け花は偶然の産物でもあります。
いくら頭で考えて望んでも、思ったとおりの作品には出来上がりません。
枝やお花にはそれぞれ個性があるからです。
デカルコマニーは、偶然性についての勉強なのですface01
心理学の勉強をした生徒さんは「ロールシャハテストみたい」と言ってました。確かにそうかも。

話は変わり、
みなさんGWはいかがお過ごしになりますか?
我ら生け花教室は、みんなで「善光寺花回廊・花キャンバス」に参加することにしましたicon22
生徒さん8名とチームで花キャンバス(チューリップの花びらで路上に絵を描く)を作ります。
チーム名は「Jeudi fleurs(仏語で木曜日の花たち)」と名付けました。
今日は雨の中でしたが、プレ作品作りをしてきました。
デッサンを私が描いたので出来上がりまで大変心配ですが…、みんなで和気藹々と楽しみたいと思います♪
また、追ってblogにアップします!
  


2008年04月26日 Posted by 主宰:一色はな at 19:10Comments(0)お花のはなし

お花のはなし vol.14チューリップ




レッスンで使用したお花についてコラムを書いていますface01
07'10月までの「お花のはなし」はこちら ⇒http://blog.livedoor.jp/issikihana/archives/cat_50030570.html

種 類:ユリ科
原産地:トルコ
花言葉:博愛、思いやり、愛の告白など
誕生花:3月22日、4月10日

チューリップという名前の語源は、トルコ語でターバンをあらわす”tulipan”に由来します。
はじめてヨーロッパにこの花を伝えたときに、通訳が”ターバンによく似ている花”と訳したことで、はじまったといわれています。
由来を知ると面白いですね。

発祥はトルコですが、チューリップといえばオランダを連想する方が多いと思いはずface01
オランダは現在、栽培も改良も盛んなチューリップ大国です。

オランダではチューリップにまつわるこんな物語もあるのですよ。
ある美少女が3人の騎士にみそめられ、それぞれから家宝の王冠、剣、金塊を贈られましたが、少女はそれを断りきれず、花の神フローラに祈って花に替えてもらいました.その花がチューリップで、絞りの花は王冠、葉は剣の姿、球根は黄金を表わし、そして少女の純潔のあかしに花は蕾の形をしていると云う.
このおはなしは、アニメ「花の子ルンルン」でも登場しているそうです(私はこのアニメが大好きでした)。

多くの人に愛されるチューリップは、国花に採用している国も多いのです。
(オランダ、ベルギー、トルコ、アフガニスタンなど)

和名は”鬱金香(うこんこう)”。
日本では、富山県と新潟県で盛んに栽培されています。
長野県でも、千曲市のチューリップ祭り、長野市で行われる花キャンバスなどお馴染みのお花です。

これからは、街のあらゆるところでチューリップを見かける機会があると思います。
花が王冠、葉が剣、球根が黄金、蕾は純潔。ぜひ一度、ロマンチックな視点で見てみてくださいicon06

  


2008年03月01日 Posted by 主宰:一色はな at 19:21Comments(0)お花のはなし

お花のはなし vol.13ポピー



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今回は春の花、ポピー(poppy)
種 類:ケシ科
原産地:シベリア、中国
花言葉:なぐさめ、陽気でやさしい、思いやり
誕生花:1月23日、2月29日、3月25日

ポピーは別名、雛罌粟(ひなげし)、芥子(けし)の花、虞美人草(ぐびじんそう)、アマポーラ、コクリコ
と、沢山の名前がついています。
国により呼び方が違ったりするのですが、どれも同じ花のことをさします。

名前の由来を調べてみると、また興味深いですよーface02

○ポピー ⇒ラテン語で 「papa(幼児に与えるお粥(かゆ)」が語源。 ポピーには催眠作用があり、 乳汁を粥に混ぜて子供を寝かしたことに由来。薄くシワのある花弁が紙のパピルスに似ていることが由来ともいわれています。

○雛罌粟(ひなげし) ⇒「雛」とは小さい、かわいいの意味。「罌粟」は「芥子(けし)」とも書きます。芥子の花の中でも小型な花なことから、このような字がつけられました。

○虞美人草(ぐびじんそう) ⇒中国歴史上の絶世の美女である虞美人のお花に咲いたことから名付けられた。

アマポーラはスペイン、コクリコはフランス語です。


どの名前も、聞いたことがある単語ではないでしょうか。また、夏目漱石の小説のタイトルにも「虞美人草」というものがありますよね。
名前からも、ポピーは昔から世界各国で親しまれている花だということが伺えますicon12

お花はとてもカラフル。どれも春を思わせる温かみのある明るい色です。
花だけでなく、蕾もとてもかわいいのですよ。
茎もクネクネと曲がりがあって、表情があります。

また、ポピーは咲く過程がとても面白いのです。
まるで、セミが脱皮するかのようで神秘的icon12
観察してみました。結果はコチラ⇒ http://ameblo.jp/issikihana/entry-10073677373.html

房総半島などでは春先、一面ポピー畑なところがあります。
アンパンやベーグルの上に乗っているポピーシード(けしの実)は、この花の種です。
春の訪れをあらわすポピーicon01
見てもキレイ、食べても美味しいのお花です。





  


2008年02月26日 Posted by 主宰:一色はな at 21:15Comments(0)お花のはなし

いけばな教室 ~生徒さんの作品集1/31~



今日のテーマ
・基本立真型・投入(逆勝手)
・第一応用傾真型・投入
・第二応用立真型・投入
・第二応用立真型・投入
・第六応用傾真型・盛花
・第六応用平真型・盛花
・第一応用立真型・投入
・デッサン①+自由花
・第一応用傾真型・盛花

今日の花材
・しだれ柳
・ポピー
・桃
・ガーベラ
ポピーは、蕾をご用意しました。
蕾もとてもカワイイですよね。間もなくお花が咲くでしょう。
色は咲いてからのお楽しみ♪

2008年初めてのレッスンです。風邪気味の方もいましたが、みなさん元気なお顔で安心しました。
今日は混みあってしまいご迷惑おかけした方、すみませんでした。

今年も一年、みなさんと楽しくレッスンできたら幸いですface01



  


2008年02月01日 Posted by 主宰:一色はな at 22:02Comments(0)お花のはなし

お花のはなし vol.12ポインセチア



レッスンで使用したお花についてコラムを書いていますface01
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種 類:トウダイグサ科ユーフォルビア属
原産地:メキシコ西部
花言葉:私の心は燃えている
誕生花:12月5日 9日 22日


Merry christmas!!
クリスマスの花といえば、ポインセチア。
シーズンになると、至る所で見かけますね。

お花を習っていれば、興味が沸かないはずがないと、
レッスンでは用いていませんが、今回はクリスマスシンボルicon12ポインセチアについて取り上げます。

ポインセチアの歴史は、メキシコのインディアンに遡りますicon15
原住民インディアンは、ポインセチアから赤い色素を採取し、また茎から出る白い液は解熱剤にするなどして、自生していたポインセチアを生活に役立てていました。
ポインセチアは薬草だったのです。
その後、赤はキリストの血の色、緑は農産物の成長を表しているとして僧から珍重されるようになります。
ポインセチアが広く知れ渡るようになったのは、メキシコ駐在のアメリカ大使ポインセット氏に所以。
ポインセット氏は植物学者でもあったため、発見したポインセチアの情報をアメリカの園芸業界などへ広めました。それをきっかけにポインセチアが流通されるようになりました。
ポインセチアの名前は、このポインセット使に由来しています。

原産国とされるメキシコ合衆国では、「ノーチェ・ブエナ(聖夜)」と呼ばれています。
日本では、大酒飲みの人の赤い顔がポインセチアの赤色に似ていることから、"猩々木"(しょうじょうぼく)と別名もあります。

聖なるポインセチアですが、花持ちが悪く茎が短いため、切花ではほとんど流通しませんicon08
いけばなで使用するときも、特殊な処理が必要になります。
鉢物で楽しむのがよいお花ですface01

花言葉もステキですねicon12
クリスマスプレゼントに限らず、溢れる愛情を伝える有効なツールになるでしょうicon06




  


2007年12月25日 Posted by 主宰:一色はな at 22:23Comments(0)お花のはなし

お花のはなし vol.11アカメヤナギ

レッスンで使用したお花についてコラムを書いていますface01
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種 類:ヤナギ科ヤナギ属
花言葉:強い忍耐
誕生花:12月7日 12月7日

枝ものになりますが、この時期のレッスンでよく使う花材です。
調べてみると面白いエピソードicon12
お花のはなしでご紹介することにしましたicon23

名前のとおり、ヤナギの仲間になります。
アカメとは、秋口になると花の包が赤く霜焼けすることから「赤芽柳」名付けられました。
この赤は、霜焼けだったとはicon14
子供の耳たぶのようでカワイイですねicon06

やがて、この包が破けて雄花が出てきます。
銀色でフワフワとしたビロード状の毛並みのよい雄花です。
雄花の状態になると「銀芽柳」とも言われるようになります。



生ける際のマメチシキ的なこととしては
枝全体を見ると、枝の表裏がわかりやすい枝です。
赤い方が陽表(ひおもて)
陽表=地中に植わっていたとき太陽が当たっていた向き。
緑色のほうが裏になります。
生けるときは、赤いほうが正面にくるようにして生けましょうface02

また、枝が柔らかく撓め(ため)がかなり効きます。
撓め(ため)=枝を曲げて表情を変えたり、作品全体の味を出すこと。
撓めてできた曲線の面白さを生かして、生けるとよいでしょう。

扱いやすい枝なので、お稽古花として人気のある花材です。
ビックリしたのは、パリでブーケレッスンを受けたときicon20もネコメヤナギを使用したこと
思いのほかベストマッチicon12
シック&ポップな仕上がりになりましたよ。
日本に限らず、和にも洋にも人気の花材です。
  


2007年12月09日 Posted by 主宰:一色はな at 21:15Comments(0)お花のはなし

お花のはなし vol.10モカラ

レッスンで使用したお花についてコラムを書いていますface02
今までの「お花のはなし」はこちら ⇒http://blog.livedoor.jp/issikihana/archives/cat_50030570.html




















種 類:ラン科モカラ属
原産地:東南アジア
花 色:オレンジ、黄色、ピンクなど。原色がメイン
花言葉:優美、気品

デンファレに続き、ラン科のお花は2回目の登場です。
バンダ・アラクニス・アスコケントルムという3種の蘭を交配して出来た、人工のお花になります。

トロピカルムード漂う南国のお花icon12
タイやマレーシアでは、露地栽培されているそうです。
色も、南国の太陽光線icon01に負けないようビビッドな色がメイン。最近では淡い色も産まれ、オリエンタルなイメージだけでなく、和風やエレガント調など幅広く用いられるようになっています。

夏の高温や湿気にも強い、扱いやすいお花ですicon21
日保ちも抜群icon14
とても華やかで、一輪でも存在感あるお花なので、このように無造作に生けてみても様になります。

また、デンファレと同じく一本の枝に房状にいくつもお花が咲きますので、下の方の余ったお花は小皿などに入れて洗面台やバスルームなどに置くとパッicon12と空間が華やぎますface05

今日、長野市内にも初雪が降りましたicon04
寒さを感じるときは、モカラを見てトロピカル気分。
ほっこり温まりましょうicon06
  


2007年11月19日 Posted by 主宰:一色はな at 21:52Comments(0)お花のはなし